肌の状態がよくないと、原因は何なのか考えすぎて辛くなりませんか?
食べ物が原因なのか、睡眠やストレスなのか・・・。
いくらでも考えられるから、特定するのが難しく必要以上に悩んでしまいがちです。
原因が定まらないあなた。
今のスキンケアは本当に合っていますか?
肌の状態が改善しないなら『肌断食』に挑戦してみませんか。
今回はこの肌断食についてポイントを説明します。
肌断食って?
断食とは、完全ではなくともゼロに近い状態まで食事を断つこと。
その肌バージョンだと思ってください。
私たちは日頃肌のお手入れのために、たくさんの化粧品を使っています。
きっと考えているよりずっと多くのケアを行っていますよ。
たとえば洗顔。
外から持ち帰った汚れ・内から出た不要な皮脂などを取りのぞくのが目的です。
次は補水。
洗顔後の肌は乾く一方なので、化粧水をなじませて肌に水分を与えます。
そして保湿。
乳液やクリームで油分を与えます。
補水後の肌にふたをしてあげるためです。
この基本的なスキンケアに、ひとによっては美容液やフェイスマスクが加わります。
また朝にかけては日焼け止めで肌を紫外線から守り、帰宅後クレンジング剤で落とすといったように、ありとあらゆる化粧品を毎日使い続けているわけです。
ただ、その化粧品は本当にあなたの肌に合っていますか?
化粧品はお肌のために作られている一方で、化粧品そのものの品質保持と、よりよく見せるために防腐剤や乳化剤、香料などお肌にはあまり良くないものが多数含まれています。
商品そのものは肌に負担を与えすぎないよう最低限の添加物に抑えていますが、これだけの種類の化粧品を使っていれば、トータルするとかなりの添加物の量になってしまいます。肌が負担を感じていてもおかしくはないのです。
そんな肌におすすめなのが肌断食。
あらゆる化粧品使用をゼロに近い状態に持っていきます。
スキンケアもメイクアップもどちらもです。
肌につけるものすべてを休止し、肌の状態を見ながら、今後のスキンケアの方向を見つけていくのです。
肌断食がうまくいかないこともある
肌断食がいつも良い結果になるのではなく、悪い結果を生むこともあります。
水洗顔を続けた方が脂漏性皮膚炎を起こして病院へ行ったという話を聞いたことがあります。つまり、やみくもに肌断食を信じて化粧品使用をやめるのは間違い。
何もつけていない肌と十分に向き合って、自分のスキンケアの方向性を見出すのが重要なのです。
とは言っても、会社へすっぴんで行くのはやや抵抗がありますし、帰宅後まったくケアしないのもかえって不安になりますよね。
そんな方のためにプチ肌断食のやり方を紹介します。
プチ肌断食のすすめ
メイクはなるべく負担の少ないものにします。
石けんで落ちる化粧品選ぶと良いですね。
肌断食中のクレンジング剤はなるべく避けたいので。
帰宅したら石けんでメイクを落とします。
洗顔を兼ねるので、丁寧に落としましょう。
洗顔後肌の乾燥に耐えられるようならそのままで、ツッパリが気になる場合は化粧水を水で薄めた低濃度のものを少量使います。
本来の肌断食なら抜くべき化粧水ですが、そうは言っても乾燥感が強く出ますので、トータルの添加物が減らせるよう意識した化粧品使いをします。
ただ日焼け止めは必ず使ってください。
紫外線が強くなっている現代、日焼け止め抜きの外出はお肌への負担が大きすぎます。
石けんで落とせる日焼け止めが売られているので、こちらを使用しましょう。
このように化粧品使用をゼロにしなくても全体的に減らしていくことで、今までの肌と変化が出てきます。
肌が乾燥しにくくなったり、ごわごわを感じたりすることがあるかもしれません。
このような変化を感じて初めて、今後のスキンケアを考えていけばいいのです。
それがあなたの肌の求めているスキンケアということです。
まとめ
今回は
- 肌断食って?
- 肌断食がうまくいかないこともある
- プチ肌断食のすすめ
を説明しました。
今どきメイクゼロ・スキンケアゼロは難しいものです。
肌断食の目的を明確にし、それに近い形のケアを行うことで、自分に必要なスキンケアを見つけていきましょう。
大事なのはその後により美しい・健やかな肌を作っていくこと。
楽しみながら肌断食に取り組みましょうね。
コメント