今は男もスキンケアする時代。
毎日ちゃんとお手入れしているけど、なんだか最近肌の調子がよくないな・・・
こんなことありませんか?
肌荒れの原因はいくらか考えられますが、何を見直しても改善しない場合は、もしかすると『肌断食』が解決の糸口になるかもしれません。
今回は肌断食について説明したいと思います。
肌断食って?
断食とはゼロに近い状態まで食事を断つこと。その肌バージョンが肌断食です。
具体的に言うと、肌につけるものすべてを休止することで肌本来の自己治癒力を高め、肌荒れに対抗しようという試みです。
とはいっても、肌断食の結果肌状態が良くなることもあれば悪くなることだってあります。
そもそも化粧品は肌をきれいにするために使うはず。なのになぜ休止する必要があるのと疑問に思ったのではないでしょうか。
確かに化粧品は肌状態をよくするために使うものです。
その一方で、肌に負担をかける防腐剤や乳化剤、香料など驚くほどたくさんの添加物が使われています。
化粧品一つ一つは肌の負担にならないよう添加物量をセーブしていますが、スキンケア全体で見るとそこそこの量の添加物を肌につけていることになるのです。
その結果、肌が苦しがって荒れてしまうことに。
肌断食は化粧品を断つことで、肌の元気な状態を取り戻し、自分でどうにかしようという力を目覚めさせようという試みです。
ただ気をつけなければいけないのは、決して『おさぼり』ではないこと。
化粧品を断つと、肌状態が想像以上に普段と大きく変わります。
一日一日の変化をよく観察し、そして状態を見てから自分の必要なスキンケアを見極めてください。
特に男性のスキンケア化粧品は女性のものに比べてまだまだ少なく、合わなかったからほかのものに変えるというほど選択肢がないのが現状です。
難しく考えるのはやめましょう。
男性だから男性化粧品を使わなければいけないなんてことはないのです。
確かに男性化粧品のほうが男性の肌向きに作られてはいますが、肌質なんてひとそれぞれ。
女性化粧品の中で合ったものを探したほうが、たくさんの中から選べますよ。
肌断食の結果必要なスキンケアが見極められたら、化粧品探しに行ってみましょう。
肌断食のやり方
それでは肌断食のやり方です。
肌断食中は基本的に何も肌につけませんが、日焼け止めだけは必ず塗ってください。
紫外線の害は肌に大きく影響します。
石けんで落とせる日焼け止めを使い、帰宅したら石けんで丁寧に落とします。
そのあとのケアは全面ストップ!乾燥してくると水でもかぶりたくなりますが、保湿剤のない水分はかえって肌の乾燥を促します。
肌断食をはじめてしばらくはこの乾燥が気になると思いますが、皮脂が自然と出てくるまでそのまま待ちましょう。
朝は石鹸は使わず、水洗顔です。
皮脂によるテカリが気になる方は、ぬるま湯で丁寧に洗った後に冷水で洗顔して毛穴や肌をひきしめてください。
こうすることで皮脂が落ち、毛穴がきゅっと引き締まるので、ただ洗うだけよりもテカリを抑えることができます。
自分の肌と向き合うことが大切
肌断食を続けるうちに、乾燥肌が治ったり前ほどテカリにくくなったりという変化が見られます。
しかし、必ず良い結果に生むわけではありません。
「自分には水洗顔は向いていないかも?」と思いつつ数年続けた結果、脂漏性皮膚炎を起こして病院に行ったという事例もあります。
大事なのは自分の肌をよく観察すること。
適切な結果が得られたとき、または困る反応が起こったときは肌断食を中止してください。
良い結果が得られたならば、そのときの自分の肌に合うスキンケアを今後考えていけばよいですし、期待外の結果だった場合は「肌断食という方法が自分には合っていなかった」ということですので、スパッとやめる勇気が必要です。
まとめ
今回は
- 肌断食って?
- 肌断食のやり方
- 自分の肌と向き合うことが大切
と言うことを説明しました。
少なくとも肌断食の前後で、肌状態ががらっと変わってきます。
いったん化粧品を断つことで、自分の肌の求めている本当のスキンケアを見極めましょう。
大事なのは肌断食の後により健やかな肌を保つこと。
肌状態が改善したら、毎日がぐっと楽しくなりますよ!
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